子ども

親の想いが子供の翼を縛ることになる

子供のためと思って頑張ることが
子供のためになってない真実。

あなた(親)の人生で頑張ってきたことや
失敗したことは
子供に教えたいし、
子供には同じ苦労はしてほしくない。
そう思うのが親心。
しかし、その想いがその子のためになっていないとしたら?

さとる君

現在12歳の息子と4歳の娘は
私が帰るとご飯中でも玄関まで走ってきて
抱き着いて離れません。
子供がお父さん大好き!になったきっかけは
今回お伝えする考え方に至ったから
だと思っています。


では、具体的に私が子供に好かれるために、
子供と良好な親子関係を気付くために
どう考えどう行動したのかを
お伝えしたいと思います。
また、その考えのもとになっている本や
ツールなど
をお伝えします。
親として成長するために
一緒に勉強していけたら嬉しいです。

4歳の娘もお父さん大好きです。
娘の信頼を獲得した方法は
こちらの記事でまとめています。
4歳児が夜泣き?明日も朝早いのに眠れない

小学校6年生の息子の肌がブツブツに


うちの息子(小学校6年生)は
肌が弱くて、汗をかいたり
暑くなってくると
関節を引っ掻いてしまったり
または乾燥でブツブツ
ボロボロになるんです。
すでに脇腹のあたりは引っ搔いた痕で
アザのようになっています。

親としては
痕になるのは可愛そうだし、
将来も大変そうだから
何とかしたい想いがあるんです。
これからの思春期にも影響ありそうだし。

今までの肌荒れ対策

息子には
お風呂も早めに上がらせて
夜寝る前には
ワセリンを塗っていました。


しかしもう6年生だから自分で塗れるし、
自分の肌のことなんだからと
毎日やってねと言っても
なかなか出来ない。


半分寝た状態でしょうがなく
私が全身にワセリンを塗っています。

どうしてこの大切なことを理解して
自分でやろうとしないのか。

蛇足ですが、
当時使っていたワセリン
※今もちょこちょこ使います。
大きいサイズでたっぷり使えるので気に入ってました。
ちなみに私は日焼けしたらすぐにこれを使います!
個人的には、あの"日焼けの次の日の罪悪感ある肌の張り”は
感じられないんですよね。

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伝わらない愛情

昨日もやろうとしない息子に
イライラして怒ってしまったんです。

「将来体中がブツブツで紫色になってもいいの?」
「プールも恥ずかしくて入れないし、
毎日もっと薬をベタベタ塗らなきゃいけないよ?」
「女の子にも嫌われるよ?」
「嫌なら自分でやったほうがいいんじゃない?」
「どうしてできないの?」

そういっても「うーん」とおぼろげな返事。


あなたの肌だし、
もう知らないから自分で
調べて自分でケアしてと。
俺はもう手伝わないなんて言ってしまいました。
はぁ、自己嫌悪。。。


でもどうしたら良いのかわからない。
そんなモヤモヤしたなかで
寝てしまいました。

息子も眠たかったのでしょう、
怒られながら、
眠りについたようでした。
最悪の1日の終わりかた。

本当はこんな理想があるのに

本当は、
抱き締めて今日も頑張ったね、
明日も良い日になるよと
愛情を確認しながら
1日を終えたい。


私はいつも
次の日に私が朝起きることがなかったら
もしくは息子と永遠に分かれることになったとしたら
最後に掛けた言葉に後悔はないかと
考えます。

昨晩は最悪でした。
後悔しかない。
なんでそんなことを言ったんだろう。

子供の心理

息子も自分のことを
ダメなやつだと少なからず
思ったかもしれないし、
親の期待に応えられないと
ネガティブになったかもしれない。

そうすると子供は親の期待に応えることを考えるようになります。
自分のやりたいことや興味は後回しに。
親に褒められるように、
親に怒られないように。
心の奥底で自分の可能性を狭めてしまう。

つまり、親に怒られるからワセリンを塗ろうとなるわけですね
まさに本末転倒。

自分で考えて自分の将来のために動いてほしいのに、
全く逆の結果になっています。

子供が学んでいること

全然違う話ですが、
虐待を受けた子供は
親を憎んでいると思いがちですが、
どんなにひどい虐待を受けても
保護施設を飛び出し親に会いに行ってしまう子が
多いんだそうです。

きっとそれは子供は心底、
親の愛情を求めているのだと思います。

そこで、話は戻りますが、
親の言う通りしていれば
褒められるとか
嬉しそうな親の顔が見れるとなれば、
子供は全力で親の顔色を読んで
怒られる可能性は排除しようと
学習するわけです。

だとしたら、親としては日常で
何を心がければよいのでしょうか?

子供の出した結論を応援する

日常的に時間や仕事に追われていれば
手のかかる子供の用事は
出来るだけ早く終わらせて
自分の時間を確保したい。

だからといって、
「あーしなさい、こーしなさい」
怒ってばかりだとこちらもシンドイ

日常的に心がけるべきは、
子供のやっていることを肯定するということです。
まずは子供が安心して
生活を楽しんでいるのか確認しましょう。

ここで分かっておきたいのは、
すぐに結果を子供に求める必要はないということです。
ゴールは自制心や、先のことを考えられる
大人になるということですから。

私の大好きな本で、これからの時代の子育ての
具体的な方法が著者の経験を交えて描かれていて
大好きな本です。
この本から多くのことを学びました。

https://globe.asahi.com/article/13739074
※記事「賢く我慢を学んだ子は将来伸びる」

正論で子供を切ってはいけない

子供は親の都合など分かっていません。
親がどうしたいかも
直接伝える必要があります。

「パパは今日疲れているから、
早く寝たいんだ。
だから寝る準備を早くできるかな?」

このときに、「・・・しなさい」などと
命令してはいけません。
ましてや理屈で説得しようとしても逆効果です

子供を一人の人間と考え、
お互いの都合をすり合わせましょう。
これは出来るけど、これはできない。
ここまでは協力できるけど、
ここからは自分でできる?など。

「薬は塗った?」
「もう寝たいから、自分でちゃんと塗れる?」
「約束の時間過ぎてるけど、もう寝る準備できた?」
こんな風に問いかけましょう。
きっとそれでも動きません


それは子供なりに考えているからです。
大人のように経験がなく、
判断がつかないので、自分の欲望と戦っているのです。

是非、その経験を奪わず見守ってあげましょう。
親の思うような答えが出なくても大丈夫です。

その次の展開を体験して、
また判断する材料となるのです。
その時に
「自分で判断すると親に怒られる」という
経験だけはさせないほうが良いのです。

ミスはシステムエラーだ

人はミスをするものです。
経験の浅い子供ならなおさらです。

私の入っているオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」では、
よくこのことが語られます。

※Voicy(ボイシー)やYoutubeでも言われているのでここで言っても大丈夫だと思います。

駅のホームから下に降りる階段の脇には
腰より少し高い壁がありますよね。
もちろん人が階段に落ちないための壁なのですが、
その壁の上端は丸くなっているのが分かりますか?
何故そこが丸いのかという話です。

壁の上端が平たいと、
人はどうしてもそこにモノを置きたくなってしまう。
置いたら、必ず一定の割合で階段に落としてしまう。
階段を上ってくる人に当たって
怪我をする。

それが人が侵すエラーです。
それを防ぐシステムが上端を丸くするということです。

ボトルネックは何か

何故、自分で薬を塗ろうとしないのか?
それは非常に単純でした。

ワセリンを自分で塗ってもらいたくて
もちろん褒めたりおだてたり
様々試してみましたが効果がありませんでした。

どうして行動できないのだろう?
色々考えた結果、面倒くさかったり、
他にやりたいことがあるなど以外に
理由があるのではないかと考えました。

よくよく話を聞くと、なんてことない
「ベタベタして寝てると気持ち悪い」からでした。

なるほど、それは塗りたくないわ。

私が正論で塗ったほうが良いと押し付けていたから
たどり着けなかった本当の気持ちでした。

勉強とチャレンジ

ボトルネックが分かったので、
親としてはもちろん改善していきます。

問題は使用感なので、さらさらするものを選ぶということと、
あとは自然と手に取りたくなるような
子供にとってメリットのあるものにするということ。

私の改善の一つは、
サラっとしたBiore u にしました。
無香料もあったのですが、
寝る前にいい匂いに囲まれる幸せ感で
自然と手にとってくれるんじゃないかと。

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草野絵美さんという方が子育ての本を出されていて、
お子さんの好奇心ややる気の育て方が
具体的にわかる本です。
実際うちも助かりましたし、
取り入れたいと思っていることが多数あります。
こういった良書を読むのもよいかもしれません。

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まとめ

まとめとしては、親の意見を押し付けず、
子供には正解を期待せず、
長い目で見てあげる
話を聞いてあげる。
良く言われることですが、
その基本が出来ていないのですね。

子供には背中を見せていくしかない。
勉強してほしければ
親が勉強を楽しそうにしているのを見せる。
まだまだ理想には程遠いですが、
これからも子供と一緒に学んでいきます。

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